会社の角先に置いてある、木切れBOX。
この木切れBOXも、ここに置き始めて、かれこれ八年くらいになります。
初めは、自宅と展示場を建てる時、木の切れ端がたくさん出るため、
ご自由にどうぞと、木の小屋を造り、木の切れ端がでるたびに、出して置きました。
いつも木は大量に使うので、毎日2〜3回出しました。
しかし持ちに来る人は、ほとんど決まった人、出すのを待っているかのように、
出せばすぐ来て持っていきます。
しかし、通りがかりの人が、たまに、寄ってくれても、もうありません。
時々、「もう木切れは出さないんですか」と問われ、そのたびに出してあげる。
「子供が学校や、幼稚園で使いたいので、このくらいの大きさで、何個くらい
ほしいのですが」とだんだん注文も増えてきました。
でも、中にはマナーの悪い人もいて、木切れを出すのも大変でした。
何かいい方法がないかと思っていたら、ある人からアドバイスを受けました。
その時から建物に造り変えました。それが、この木切れBOXです。
木切れを有料にしたのです、そしてその収益金は、全て近くの社会福祉協議会に寄付
することにしました。
有料なので、以前よりいい木切れだけを出すようにしました。
ホームセンターで買えば、何千円もするでしょう。
でも、いくつでも100円です。
それからです、持っていかれる人の、客層が変わりました。
マナーもいいし、余分にお金を入れてくれる人もいます。
扉の裏には、社会福祉協議会に寄付した領収書を付けてあります。
これからも、資源を大切にしたいと思います。
この木切れも産業廃棄物として持ち込むと、私たちもお金を出して処分して
もらっているのです。
これからも時々、木切れBOXの日記を書きたいと思います。